Remember the DD16
● DD16運転線区一覧
2007.10.14
DD16はこんな路線を走っていました，という表です。
出典は，交友社「ディーゼル」誌の1977年12月から翌年7月にかけて掲載された運用ニュース欄の「ディーゼル機関車運転線区一覧」で，DD16の部分を抜粋して表にしたものです。当時のディーゼル機関車の使用状況を記録した記事では詳細さや精度において抜群のもので，おそらく各区の運用表を基にして作られたものでしょう。
1977年〜1978年頃の運転線区ですから，それ以前に撤退した七尾線北部などは載っておらず，既に下り坂に入っていたわけではありますが，まだまだピーク近くの状況といえると思います。岩見沢二区と大分区は投入当初の短期間のみの配置で，この頃には転出済みです。また鳥栖区は1979年からの配置ですので掲載されていません。
七尾港・浜田港・鹿児島港などの小運転区間が載っていないのは入換仕業扱いだったためではないでしょうか。矢部線も見えませんが，筑後福島入換は記載があり，運用表の上ではやはり同様の扱いだったものと思われます。
明らかな誤りは修正しました。△印は私が付したもので，単機・併結で回送したはずの区間です。その他は基本的に原典どおりです。かなり細かく記載されていますが，手宮線や日南線のように支線への分岐駅まで一駅分だけ本線を走るような場合は線名を分けることはしていないようです。
| 機関区 | 本 線 運 用 | 入換運用 | |
|---|---|---|---|
| 路 線 | 区 間 | ||
| 釧 路 | 標 津 | 標茶−根室標津 中標津−厚床 |
|
| 小樽築港 | 手 宮 | 小樽築港−手宮 | 手宮 |
| 鷲 別 | 日 高 | 苫小牧−様似 | |
| 長万部 | 函 館 | 長万部−国縫 | 長万部 |
| 瀬 棚 | 国縫−瀬棚 | ||
| 弘 前 | 弘前 | ||
| 新 庄 | 山形 | ||
| 篠ノ井 | 信 越 | 篠ノ井−豊野 | 篠ノ井 長野 北長野 |
| 飯 山 | 豊野−越後川口 | ||
| 中 込 | 小 海 | 小諸−小淵沢 | |
| 敦賀一 | 北 陸 | △ 南福井−武生 | 武生 |
| 富山一 | 大 糸 | 糸魚川−信濃大町 | |
| 七 尾 | 七 尾 | 七尾−穴水 | 七尾 |
| 能 登 | 穴水−珠洲 | ||
| 美濃太田 | 中 央 | △ 中津川−恵那 | 多治見 中津川 |
| 明 知 | 恵那−明知 | ||
| 太 多 | △ 美濃太田−多治見 | ||
| 米 子 | 山 陰 | 浜田−江津 | 浜田 益田 |
| 三 江 | 江津−浜原 | ||
| 熊 本 | 鹿児島 | △ 羽犬塚−熊本 熊本−宇土 |
大牟田 羽犬塚 筑後福島 八代 |
| 三 角 | 宇土-三角 | ||
| 豊 肥 | △ 熊本−立野 | ||
| 高 森 | 立野−高森 | ||
| 湯 前 | 人吉−多良木 | ||
| 鹿児島 | 指宿枕崎 | 鹿児島−山川 | 鹿児島 鹿児島（転） 吉松 宮崎 都城 |
| 山 野 | 吉松−薩摩大口 | ||
| 日 豊 | △ 鹿児島−都城 | ||
| 日 南 | 宮崎−志布志 | ||
| 大 隅 | 志布志−鹿屋 | ||
| 志布志 | 志布志−都城 | ||
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