1981.07.22 岩村田―北中込 DD16 41
Remember the DD16
中込機関区
区名札：「込」
小淵沢←1端・2端→小諸
担当工場：長野工
小海線の貨物列車用に3両の配置がありました。
DD16投入線区としては最も早いところの一つで，飯山線と一緒に1972年10月改正から本格的に使われたようです。この当時は篠ノ井区配置となっており，おそらく3両程度が中込に常駐していたものと思われます。その後中込区にも配置されることになり，まず1・8・11号が，その後41号が入ってきて11号は篠ノ井に戻りました。
当初は全線で貨物列車を引いていましたが，1978年9月には小諸−小海に短縮，更に1982年10月で小諸−中込のみとなりました。この当時，小諸−中込に3往復の貨物列車が設定されてはいましたが，1両の使用で足りる運用となっており，予備を含めて2両体制で十分となったため，1号は岩村田構内に留置され，8号と41号が貨物営業廃止まで走りました。
最後は1984年1月で，これもDD16の貨物列車としては手宮線に次いで最も遅くまで走ったこととなります。20kmにも満たない短区間とは言え，最後まで3往復，それも荷が少ない時もウヤにならずに3往復すべて走ることが多く，一番活発な線区という印象でした。
小海線の貨物仕業を失ってからは3両とも中込を去って篠ノ井に転じ，中でも8号は比較的遅くまで使われていました。
1981.07.22 岩村田―北中込 DD16 41