Remember the DD16

敦賀第一機関区

 区名札:「福」
  米原←1端・2端→直江津
  担当工場:松任工

351両のみの配置で,福井機関区に常駐し,武生での入換が任務でした。福井機関区から武生まで単機の回送列車が設定されており,毎日通勤していました。

 元々,福井機関区のD51が持っていた仕事ですが,DL化は1971年6月ですから,一旦はDE10に置き換え,その後1974年にDD16に代わったはずです。どういう事情でわざわざ別形式のDLを入れたのはわかりませんが,この35号ほど車体のあちこちに小改造を受けているDD16は珍しいことを思うと,ある種のこだわりを持って迎え入れられたのではないでしょうか。

 武生の貨物営業は
59-2改正でなくなっており,この時点でお役御免となったものと思われます。

検査などでDD16が使えない場合には,おそらく同区のDE10が代役を務めたのでしょう。廃車は19863月末です。

なお,44号が新製直後の4ヵ月間配置されており,この間は2両体制でした。

1983.07.28 武生 DD16 35

 「65両+αそれぞれ」の35号の写真から1年8か月後の姿です。この間にキャブ正面窓のひさしが取り外されています。

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